著者
松田 聡
出版者
大分大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

モーツァルトが活動をした1780年代のウィーンにおける宮廷劇場のオペラ公演について,同時期のイタリアの諸都市、とりわけフィレンツェ,ミラノとの比較を行い,それぞれの公演の特徴と3都市間のレパートリーの相関関係について考察した。その結果,ウィーンのブルク劇場の演目は,フィレンツェのペルゴラ劇場よりミラノのスカラ座の方がより共通するものが多く,特に80年代末期にはそれが顕著であること等が分かった。

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