著者
坂部 裕美子
出版者
公益財団法人統計情報研究開発センター
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

歌舞伎および落語定席の戦後の興行データベースを集計し、上演演目や配役の構成を時系列的に比較した。歌舞伎は平成以降、上演演目に偏りが大きくなってきたこと、落語定席については、一部の落語家が何十年も恒常的に出演し続ける傍ら、年数回しか出演のない落語家が増加していることが確認された。しかし、これらの不均衡はどちらも近年解消される方向に進んでいる。これは、演者の世代交代の影響によるものが大きいと考えられる。

言及状況

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@yose_fan 調べたら 伝統芸能興行データ集計・その一里塚〈31〉 寄席定席及び吉本新喜劇における定期公演への出演機会格差の比較/ 坂部 裕美子((公財)統計情報研究開発センター研究員) ですね、 更に調べたら科研費使ってたみたい。。。 理系的にはちょっとビックリ Σ(゚Д゚) https://t.co/4kJFE8szhJ
こんな研究ありました:実演データの統計処理に基づいた歌舞伎および落語における世代移行の構造比較(坂部 裕美子) http://t.co/DQXHMrUf

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