著者
徳永 正雄 石橋 松二郎 徳永 廣子
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

好塩性細菌が生産する好塩性酵素は、酸性アミノ酸に富み、net chargeがマイナス荷電に偏っており(等電点が低い酸性タンパク質)、この性質が高い可溶性と、変性しても凝集しないで巻き戻る高い構造可逆性を保証している。通常生物由来酵素に酸性アミノ酸の導入、もしくは好塩性蛋白質と融合蛋白質を作ることによって、好塩性を付与し、高い可溶性を持たせ、安定性を高めた蛋白質の分子育種に成功した。

言及状況

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こんな研究ありました:超安定化・変性ストレス耐性酵素への道―通常酵素の好塩性化と高機能化細胞への具体策(徳永 正雄) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20580372

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