著者
守 健二
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

マルクスの初公表の経済学研究の中には、分配の変化あるいは技術変化に起因する古い均衡から新しい均衡への収束・非収束という、『資本論』の既存の論理には解消されない中短期的な変動分析があり、それは新オーストリア学派のトラヴァース分析に接続可能な豊富な内容を有していた。本申請は、『新マルクス・エンゲルス全集(MEGA)』に基づいて、未検討の経済学草稿を網羅してマルクスのトラヴァース分析の全体像を再構成し、さらにその理論的意義と限界を、新オーストリア学派のトラヴァース分析と比較検討することによって解明する。

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