著者
阪東 勇輝
出版者
浜松医科大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

神経細胞は多様なイオンチャネルを発現しており、それらが協調して活動依存的神経回路形成に寄与すると考えられる。申請者はこれまでに、静止膜電位制御に重要な漏洩K+チャネルが神経細胞移動を制御することを発見した(Bando et al., Cereb. Cortex, 2014)。漏洩Na+チャネル・NALCNも静止膜電位制御に重要で、ヒト神経疾患との関連も報告されているが、神経回路形成における役割は不明である。そこで、NALCNの機能阻害および亢進を行い、NALCNによる神経活動依存的神経回路形成機構を分子、形態、生理の視点から統合的に解明する。

言及状況

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@TuvianNavy 河本氏のautopoiesisを想起します 引用 本研究の目的は、漏洩Naチャネル、NALCNに着目し、NALCNによる神経活動制御機構及び、神経活動を細胞内Ca2+シグナルに変換する機構を明らかにし、活動依存的神経回路形成機構を分子、形態、生理の視点から統合的に解明することである https://t.co/fEt7YefeVy

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