- 著者
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堀井 洋一郎
野中 成晃
- 出版者
- 宮崎大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2009
西日本各地でイノシシ猟犬の血液中抗体検査と、糞便内虫卵検査を行ない、肺吸虫感染状況を調査した。国内の犬に感染する肺吸虫は、ウェステルマン肺吸虫、宮崎肺吸虫および大平肺吸虫の3種であり、前2者は人へも感染する人獣共通寄生虫である。中国、四国および近畿の各県で131人のオーナーにより飼育されていた441頭のイノシシ猟犬の抗体検査の結果、195頭(44. 2%)が陽性であり、肺吸虫に感染していることが示唆された。