著者
吉田 尚弘 安田 琢和
出版者
独立行政法人理化学研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

我々が発見したアトピー性皮膚炎モデルマウスの表皮において疾患発症前にキチナーゼ様タンパク質Chi3l1の発現が認められる。そこでChi3l1を表皮で過剰発現したTGマウスを作製すると、尻尾の表皮構造が破壊され、魚鱗癬様の外見を呈した。アトピー性皮膚炎モデルマウスをコンベンショナル環境で飼育すると同様の魚鱗癬様外見を呈した。同皮膚ではTight Junction構成タンパクが発現低下し、この分子が表皮バリア形成に関与することが示唆された。

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@chipifb QT アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明 https://t.co/XY1Qp9gRlU Spadeマウスは、平成24年に研究成果報告書出てますけれど。 QT https://t.co/SYPqx8RXX7

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