著者
三吉 一光
出版者
千葉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

市販の4倍体コチョウラン品種3点ならびに2倍体品種5個体を供試して、半数体を誘導する条件の検討を行った。コチョウランでは体細胞多倍数性(polysomaty)が観察されるので、倍数性の検定は根端約1mmの若い組織を用いた。4倍体から偽受精胚珠培養によって得られた幼植物体の半数近くが2倍性半数体であり、染色体の半減が認められた。2倍体を供試した場合、得られた個体の殆んどが2倍体であったが、コチョウランにおいて初めて人為的に誘導した半数体を一個体獲得した。

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こんな研究ありました:ラン科コチョウランにおける半数体の誘導と完全ホモ個体の作出(三吉 一光) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/22580037

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