著者
河野 透 鈴木 達也
出版者
旭川医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

クローン病腸管では炎症、潰瘍により粘膜や神経組織に強い傷害が繰り返される。その結果、神経組織で産生される神経ペプチドは顕著に減少し、血流は正常値の半分程度となる。これらの結果から神経再生を保持し、血流に配慮した新たなクローン病腸管手術を考案し、吻合部狭窄が防止できる可能性を明らかにし、大建中湯によるクローン病腸管血流改善、クローン病の病因論的関与が示唆されるTNFα、インターフェロンγ産生を特異的に抑制することを明らかにした。

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大建中湯によるクローン病腸管再手術率低下を目指した基礎的研究 http://kaken.nii.ac.jp/en/p/22591475

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