著者
原田 綾子
出版者
名古屋大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

里親は児童福祉法上の里親委託によってその身分が発生するものであり、そのケアの性質は本来公的なものである。しかし日本での実態としては、里親は、疑似養子縁組的・私的養育として実践されることが多かった。このことが里親の権利義務をあいまいなものにしてきたと考えられる。本研究者は、アメリカの制度を手掛かりとして、社会的養護の目標を、①親と暮らせない子どものために、それぞれの子どものニーズに合った質の高い代替的ケアを提供すること、②子どもがその最善の利益になるかたちで社会的養護を出ていくために長期的目標を立てそれに向けたサービスを行うこととし、この二つの目標達成に必要な里親の権利義務について検討を行った。

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