著者
小寺 智史 磯部 哲 岡田 希世子 奈須 祐治 高 史明 成原 慧
出版者
西南学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2022-04-01

本研究は、補完代替医療(CAM)をめぐる情報流通の現状と課題を体系的かつ包括的に明らかにし、日本における適正な法的統制の在り方を考察し、提言することを目的とする。そのために、CAMに関する情報流通を、①多様な主体による社会全体へのCAM言説の拡散、②健康食品事業者、その他CAM関連事業者、医薬品メーカーによる消費者への情報提供、③事業者による医師への情報提供及び情報を受けた医師から患者への情報提供、④国による国民(消費者)へのCAMに関する情報提供、ならびに⑤CAMに関する国境を超える情報流通及び基準設定という各領域に区別し、情報流通の適正化に向けた法的統制の在り方を考察する。

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患者を代替医療へと誘導する情報の流通を抑制するためのプラットフォーム事業者の自主規制・モデレーションともいえそう。というわけで、実は末席で加わっているこちらの科研にも関わるテーマ。https://t.co/wgG09fNDjg https://t.co/r05gAITXFh
「補完代替医療に関する情報流通の適正化に向けた法的統制」で共同研究者か。 https://t.co/26p6XTL7mq

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