著者
平森 大規
出版者
法政大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2022-08-31

近年、LGBTを含む性的マイノリティに対する関心が高まっている。既存研究の多くは質的調査法を用いており、社会全体における性的マイノリティに対する意識、人口集団としての性的マイノリティの実態や、その生活状況に関する統計は限られている。数少ない量的調査法を用いた研究では、クィア理論など性のあり方を考える上で長く蓄積されてきた知見が軽視されている。本研究ではクィア理論的視点から性的マイノリティに対する社会意識、性的マイノリティ人口の複雑性・多面性、性的マイノリティと階層・不平等に関する計量社会学的分析を行う。本研究は、批判的人種理論を含む批判理論と量的方法論の接合を目指す国際的学術潮流の一部である。

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本日は慶應義塾大学(日吉キャンパス)におじゃましてゲスト講義をしてきました!履修生の多くが数字にある程度強い経済学部生ということで、少し難しめな講義をしましたが、科研費プロジェクト(https://t.co/DGTJxlMfoL)の内容とも重なるもので、自分の研究成果をこうして還元できてよかったです! https://t.co/NKrDgdunCS
GIS professor Daiki Hiramori received a “Grant-in-Aid for Research Activity Start-up” from the Japan Society for the Promotion of Science for his project “Queer Quantitative Sociology in Japan: Possibilities and Potentialities” Read more (Japanese only): https://t.co/Oeput2u0Qx

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