著者
加藤 祐次 清水 孝一
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

散乱媒質中の蛍光体深さと厚さを同時に推定する簡便な手法を新たに開発した。本手法では、多波長複数配置光源群の励起光を用い、蛍光体の深さと厚さを同時推定する。この計測原理確率確立のため,数値解析および生体試料実験等において、蛍光体深さと厚さと蛍光強度比の関係を検証した。その結果、深さと厚さ推定が原理的に可能であり、また生体組織への適用性も確かめられた。最後に、生体模擬ファントムを用いて蛍光体の深さ厚さの同時推定を行った。推定された深さ情報から散乱により劣化した蛍光像を改善した。更に厚さ情報を加えて3次元再構成することで、蛍光体の3次元像の取得が可能であることを示し、提案手法の有用性を明らかにした。

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こんな研究ありました:簡易生体内蛍光イメージング実現のための新たな3次元再構成技術の開発(清水 孝一) http://t.co/jksfDUThFr
こんな研究ありました:簡易生体内蛍光イメージング実現のための新たな3次元再構成技術の開発(清水 孝一) http://t.co/jksfDUThFr

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