著者
安達 登 坂上 和弘 澤田 純明
出版者
山梨大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

東京都、千葉県、長野県から出土した縄文時代人骨合計23個体について、新規開発したミトコンドリアDNAの一塩基置換検出法を用いた解析をおこない、17個体の解析に成功した。観察されたハプログループの種類およびその出現頻度は北海道および東北縄文時代人に類似していたが、サブハプログループのレベルでは、従来検出されなかった遺伝子型も確認された。本研究の結果は、いわゆる「縄文人」を遺伝的に均一な集団として捉えることが難しいことを示唆しているものと考えられた。

言及状況

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@love_inachu 篠田先生の論文です https://t.co/N2t1kQsl7b mtDNAのハプロブループは1個体に1種であることがこれから解りますよね? アイヌにも和人にも同じハプログループに属する人は居ます この状態でどうやってmtDNAのハプログループから個人の民族を特定できますか?
@love_inachu 「17個体に観察されたハプログループは、N9b1が2個体N9b2が2個体、、」 1個体は1種のハプログループです。 従って、和人にもアイヌにも同じハプログループの個体はいますので個人のmtDNAのハプログループを特定してもその個人の民族は判定できない まだ理解できませんか? https://t.co/N2t1kQsl7b https://t.co/uaqxJ0gaqm

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