著者
小杉 智規 丸山 彰一 佐藤 和一 佐藤 和一
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

膜貫通型糖蛋白質CD147/Basiginは、細胞の生存や浸潤・転移に重要な役割を果たす。しかし、糖尿病や自己免疫性疾患にてCD147を含む分子機構は解明されていない。本研究においてCD147は活性化制御性T細胞(Treg)の誘導に関与する事を明らかにした。更に、IL17産生性T細胞(Th17)やTregはループス腎炎(LN)において重要な役割をはたしており、CD147の欠損はSTAT3活性化を介してTh17の分化を促進し、LNを増悪させる事を示した。一方、CD147は炎症細胞浸潤の促進を介して糖尿病性腎症による組織炎症にも関与していた。この検証は今後の腎疾患の抑止につながる。

言及状況

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抑制性に調節を行うTregに高発現してるCD147。 腎炎モデルで検証してあるが、腎炎発症=抑制性免疫が発現不足してループス腎炎になるタイプはCD147が不足。 野生型の健康なマウスのループス腎炎はCD147発現Tregによって… https://t.co/vZtONotmNY

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