著者
木村 文隆 伊丹 千晶 LU Hui-chen HUANG J-y
出版者
大阪大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

大麻の有効成分であるカンナビノイドは、逆行性の神経伝達物質として注目を受けたが、近年では、感覚皮質においてのスパイクタイミング依存性可塑性の長期抑圧を導く伝達物質として再度注目されている。一方、長期抑圧が誘導されると、入力線維はしばしば刈り込まれることが知られている。このことは、カンナビノイド投与単独でも入力線維の刈り込がおこる可能性を示している。我々は、視床-皮質投射において、発達期にカンナビノイド受容体依存性の長期抑圧が起こることを見出した。視床-皮質投射の変化を調べたところ、長期抑圧が起こっている時期に一致して軸索の退縮が起こることも見出した。外因性にカンナビノイドを投与することによって退縮が起こるかは現在検討中である。

言及状況

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番組で言及されている“THCによるシナプスの刈り込み“についての研究は、2011-12年に科研費(390万円)を受けて実施されています。当然ですが、正規の研究レポートには人格形成のジの字も言及されていません。 https://t.co/f7YpZwWxVp https://t.co/WOJw9d4e8e
この件、文献参照がちゃんとしていたので眺めて、へーと思って関連を探してみると、 「カンナビノイドによる軸索投射刈り込みの可能性の検討」(*)(KAKEN: 科学研究費助成事業データベース , https://t.co/qzLGMuu0b8)というのがありました。 >RT

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