著者
本山 央子
出版者
お茶の水女子大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2023-04-01

本研究は、日本が国内ジェンダー秩序との矛盾をいかに統制しながら、国際ジェンダー規範との交渉を通して「先進国」としてのアイデンティティを構築し特権的地位を主張してきたのか明らかにすることを目的とする。明治期以降の外交を通じた国際ジェンダー規範との交渉を包括的に把握したうえ、特に2010年代以降の外交におけるジェンダーの位置づけの変化を詳細に分析する。歴史的植民地主義、安全保障の再定義、新自由主義的ガバナンスの台頭という3つの要因に注目して外交・安全保障の政策形成・実践におけるジェンダー化された権力関係を明らかにし、変革の可能性を検討する。

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