著者
石 純姫
出版者
苫小牧駒澤大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

前近代期末期から近代期初期、戦時期、戦後においての朝鮮人の移住と定住化の形成過程について調査を行った。北海道においてはアイヌ民族との非常に緊密な繋がりを確認した。また、北海道立文書館から明治16年、朝鮮人に対して、鳥獣猟を許可する公文書を発見した。これは明治初期における朝鮮人の定住化を示唆するものと考えられる。朝鮮人の移住と定住化は、幕末や明治期の早い時期から進んでおり、従来の説を根底から覆すものと考える。また、歴史的背景は異なるが、サハリンにおける朝鮮人とアイヌ民族、その他の先住民との繋がりとアイデンティティーの重層性と複雑さを考察した。

言及状況

Twitter (4 users, 6 posts, 1 favorites)

「朝鮮人を父に持つアイヌもいるが、そのアイデンティティはアイヌである」とこの研究論文には書かれている。その人を「在日」と見ればアイヌのコスプレに見えるし、「アイヌ」と自覚する人には侮辱ととらえられる。 https://t.co/Um1Ob3wcJa
KAKEN — 研究課題をさがす | 北海道における朝鮮人の移住 アイヌ民族とつながりにおける重層的アイデンティティー (KAKENHI-PROJECT-24617013) https://t.co/DOsq3f5BV1
#アイヌ #朝鮮人 #日本人 明治期には北海道にも朝鮮人が定住していたのだから 昭和の中期に亡くなったアイヌ語を母語とする最後のアイヌ方は(ニヴウ+縄文人)+倭人+朝鮮人だと思います。 https://t.co/bwGyGK3xvB
@ebidon0619 下記のリンクに調査方法が書いてあります。研究者番号も明記されているので問い合わせてみたら如何でしょう。ctrl+Fで平取で検索してみてください。 https://t.co/HhpQCBvppA
@kinmokusei_noki @ebidon0619 調査方法は下記にありますのでお調べになったら如何でしょうか? https://t.co/HhpQCBvppA

収集済み URL リスト