著者
平野 篤
出版者
独立行政法人産業技術総合研究所
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

生体内に取り込まれたナノ粒子はタンパク質と相互作用して「タンパク質コロナ」と呼ばれる複合体構造を形成することが知られている。安全なナノ粒子の開発にはタンパク質コロナの物性の解明が必須である。当該研究ではカーボンナノチューブおよび荷電性のホモポリペプチドをそれぞれナノ粒子とタンパク質のモデルとして利用し、タンパク質コロナの形成に関する基礎知見を得た。特にポリアルギニンがカーボンナノチューブへ強く結合するという知見は、ナノカーボン材料のタンパク質コロナ形成におけるアルギニン残基の重要性を示唆するものであり、芳香環を有するナノ粒子全般におけるタンパク質コロナの形成機構の理解にもつながる成果となった。

言及状況

Twitter (4 users, 4 posts, 3 favorites)

難しかったかな。学術記事だもんね。 でもここにも書いてあるんだよね。 生体内に取り込まれたナノ粒子はタンパク質と相互作用して「タンパク質コロナ」と呼ばれる複合体構造を形成することが知られている。 https://t.co/SuT1TjwLZd タンパク質コロナと生体分子の相互作用の解明 生体内に取り https://t.co/hSteCamH9n
ここ見ると「GOがSPを作る」てあるな
@MitNak5 タンパク質コロナと生体分子 https://t.co/MYMkGP25Ul 酸化グラフェンと生体分子センサ https://t.co/AinFRkC0ot よくわからんですが(笑)

収集済み URL リスト