著者
桂 英史 西條 朋行 長嶌 寛幸 布山 毅 松井 茂
出版者
東京藝術大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究の研究成果としては以下の三点に集約できる。(1) 医療現場での映像表現は自らが持っているありあわせのスキルや機材を活用してやりくりしてブリコラージュしようとする傾向が作品化のプロセスを観察することによってあきらかになった。(2)映画祭への出品など、社会的な報酬を求めるような目標を設定すると、医療従事者や制作支援者も報酬獲得に向けて協調的に行動するようになり、制作した作品がありふれたものになってしまい、もともとあった特異性や独創性が大きく損なわれる傾向になる。(3)都内二カ所のメンタルクリニックにおいて、ワークショップ形式によるアウトリーチプログラムが展開できた。

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こっちも科研費・国からの補助金。 医学や医療関係の人いないのに、映像療法を研究したの?桂教授… 映像療法の方法論開発に関する総合的研究 https://t.co/7Fu0tpdYFn 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円) 2015年度: 2,470千円 2014年度: 2,600千円 2013年度: 4,030千円 https://t.co/icCGh6HZlr

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