著者
芦田 均
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

アリール炭化水素受容体(AhR)のアンタゴニストとして作用するポリフェノールの機能を調べた。その結果、(1)ルテオリン、ケンフェロール、クルクミン、ならびにプロシアニジンが、TCDDによるAhRを介した薬物代謝系酵素の誘導を抑制すること、(2)ルテオリンがTCDDによる脂肪細胞の分化抑制をキャンセルすること、(3) ルテオリン、ケンフェロール、ならびにクルクミンが肝細胞や脂肪細胞に取り込まれてAhRを介した作用を調節すること、 (4)カルコンがAhRの形質転換を抑制することを見出した。以上の結果から、AhRを介したTCDDの作用に対して、ポリフェノールは多面的に抑制作用を示すことが判った。

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