著者
福島 俊彦 鈴木 眞一 早瀬 傑 隈元 謙介
出版者
福島県立医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

小児甲状腺癌手術症例のうち、研究参加の同意が得られた67例について、癌関連遺伝子の解析を行った。BRAFの点突然変異は63%で認められ、K, N, H RASには遺伝子変異を認めなかった。これらの結果は、これまでの日本人成人の結果と同等のものであり、チェルノブイリ事故後の甲状腺癌のものとは異なっている。また、BRAFについては、免疫組織化学的検討も行い、染色性と変異陽性は同等の結果であった。

言及状況

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なるほどねぇ。 >【メモ】鈴木眞一氏:https://t.co/H1jwQLL75w  ここに流れや情報が少しありますね。「小児甲状腺癌の分子生物学的特性の解明」:https://t.co/hHsyiX3dHy
「小児甲状腺癌の分子生物学的特性の解明」2015年度報告書 https://t.co/NdME6SygOd ■2016年3月31日まで手術は128例 ■同意67例 (前回2014年度から+17例) ■BRAF V600E:63%(前回2014年度から+1%)

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