著者
小西 潤子
出版者
沖縄県立芸術大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究では、文献調査、沖縄県内および現地の関係者への聞き取り調査、録音・録画を含む情報収集によって、沖縄音楽芸能史において看過されてきた戦前南洋群島の沖縄移民社会での音楽芸能と交流の実態を明らかにした。戦前南洋群島の沖縄移民社会では、古典音楽・舞踊と民俗芸能の接合やそれらの要素を融合した作品が成立し、豊かな音楽文化が展開された。また、沖縄県内各地にミクロネシア発祥の行進踊りが伝播し、現在でも余興として演じられている地域もあることがわかった。

言及状況

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あー、日本統治時代に唱歌教育として持ち込まれた音楽があるか。 ミクロネシアの民俗芸能に見る日本の植民地教育の影響に関する民族音楽学的研究 https://t.co/FWmftjk61n 南洋群島における沖縄の人々による音楽芸能の展開と現地住民との交流の実態 https://t.co/0GYrGuGxTg

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