著者
山崎 大輔
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

Mg2+輸送体CNNM4はMg2+を細胞の内側から外側へと排出することで細胞内Mg2+の恒常性を維持しており、Cnnm4遺伝子を欠損した細胞では細胞内のMg2+量が増加する。マウスモデルを用いた解析から、Cnnm4遺伝子の欠損が大腸での発がんや腸管に形成される腫瘍の悪性化を促進することが明らかとなり、CNNM4は細胞内Mg2+量の恒常性を維持することで腸での発がんやがんの悪性化を抑制していることが示唆される。

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大腸がんにおけるマグネシウム恒常性制御の役割の解明 Cnnm4遺伝子の欠損が大腸での発がんや腸管に形成される腫瘍の悪性化を促進することが明らかとなり、CNNM4は細胞内Mg2+量の恒常性を維持することで腸での発がんやがんの悪性化を抑制していることが示唆される。https://t.co/dU5G3nbx12

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