著者
西尾 俊幸 小田 宗宏 李 秋夢 篠崎 佑子 高橋 愛実
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

各種糖質加水分解酵素の糖転移作用を利用してN-アセチルグルコサミン(GlcNAc)を構成糖として含む特殊構造オリゴ糖を合成し、それらのプレバイオティクス機能について評価を行った。その結果、以前に量産法を確立したN-アセチルスクロサミンを原料として用い、新規な6種類のGlcNAc含有オリゴ糖を合成することができた。これらのオリゴ糖は、ヒト腸内細菌由来の善玉菌であるビフィズス菌の中で特定の種を選択的に増殖させることが分かった。従来のオリゴ糖プレバイオティクスはこのような選択的ビフィズス菌増殖能が無いことから、今回合成したものは新しいタイプのプレバイオティクスとして開発できる可能性がある。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

N-アセチルグルコサミンに黄麹由来の糖転移型β-フルクトフラノシダーゼを加えることでプレバイオティクスなオリゴ糖が得られたのか(すごく雑なまとめ) https://t.co/pBXm1EwqRs

収集済み URL リスト