著者
高橋 康介
出版者
立命館大学
雑誌
学術変革領域研究(A)
巻号頁・発行日
2022-06-16

棋士は脳内に将棋盤をイメージし操作する(以降「脳内盤」と呼ぶ)。熟達した棋士の脳内盤の在り方は多様であり、将棋に関する法則と物語が内在化されている。本研究では棋士の中にある熟達した脳内盤の表象と多様性を明らかにし、その多様性を生み出す背景要因を探る。まず脳内盤メトリクスを作成し、オンライン調査により棋士の脳内盤の表象と多様性を定量的かつ体系的に解明する(研究1)。続いて棋士のイメージ化に関連する認知特性の個人差を認知心理学実験により検討する(研究2)。さらにインタビュー調査により棋士それぞれの固有の脳内盤が育まれた熟達化過程、来歴、経験を探る(研究3)。

言及状況

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@asarin [3C-028-PI] 脳内将棋盤から探る視覚イメージの多様性(9/17 13:40-15:40) https://t.co/dBVs75aV7i 将棋脳内盤+視覚イメージの話のポスター発表です。関連するプロジェクト→ https://t.co/GgG1kRm1ws https://t.co/hfm9nP9CbT 将棋好き(囲碁、チェスも)にはたまらん話だと思います。

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