出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.11, no.117, 1932-06
著者
岩田,文治郎
出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.11, no.112, 1932-01

元來臼井式は圓筒型汽罐用ストーカーとして發明考案されたるものであるが最近は水管式或は多管式汽罐等にも取付けられ其試驗成績も相當見る可きものあり、之等を發表し諸彦の御批評を仰がんとす
著者
内藤 游
出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.3, no.20, pp.三三四-三三九, 1924

燃料の燃焼程度及び熱の利用率を的確に表示する機械の具備して居ないことは燃料研究上の大缺點である。之がため常時使用して差支ない測量機械が發明せらるゝ迄は燃料技師として非常に骨が折れることを覺悟せねばならない。尤も燃料の經濟は燃料を焚焼する點に於ての改良を必要とするが又石炭が工場に搬入されて火處に達する迄或は火處にて燃焼して廢氣となつて烟突を出づる迄の工程中工場の經濟に影響する事項の多い事を發見する。故に燃料經濟は焚焼にのみ窮局せしめずして工場經濟全體の上から考査することに依り著しき効果を収むろことが出來るのである。尚茲に工場經濟上大に注意を要する事柄は昨年工場衰退の時機に於て我邦の石炭需要が工場衰退の割に減少しない現象である。此等の點を考察する時は工場經濟上石炭の利用には缺點が多々あるのである。演者は此等の缺陷は容易に改良し且つ解決せらるべきを論じて工場主並に工場監督者の注意を喚起せんとするのである。
著者
中里 重次
出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.11, no.121, pp.一四五二-一四六一, 1932
著者
金子 淺之助
出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.4, no.32, pp.五三〇-五三三, 1925
著者
田中 芳雄
出版者
燃料協會出張所
雑誌
燃料協會誌
巻号頁・発行日
vol.3, no.20, pp.三一三-三二二, 1924

空中商業機關としての飛行機及び陸上産業機關としての自動車は何等の顧慮なく迅速に發達して行く。是れ誠に明確で動かす可からざる世界の大勢である。此等の機關の發達なくしては一國の繁榮隆昌は最早や望む可くもない。更に飛行機及び自動車が戰時に於て一國安危の運命を決する機關であることも最早や論議を盡されて居る。此の世界の大勢に見て本邦の飛行機及び自動車の發達は必然の結果として急速であらねばならぬ茲に於てか其運轉の生命となる可き飛行機及び自動車燃料の生産は誠に緊要の問題でなければならぬ。現今普通燃料たるガソリンの品位や生産方法は如何に變遷しつゝありや及び其將來は如何。又最近に於けるガソリン代用燃料の現出と其將來の發達如何。並に此等に關聯する諸問題に關し演者は本邦の現状に立脚し其の大要を述べ更らに此等飛行機及び自動車の燃料研究に關する近來の傾向に關し批判を試みんとするのである。