2 0 0 0 洪水警報

著者
和田 雄治
出版者
社団法人 日本気象学会
雑誌
氣象集誌. 第1輯
巻号頁・発行日
vol.10, no.10, pp.524-530, 1891
著者
木村 富士男
出版者
社団法人 日本気象学会
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.857-870, 1986
被引用文献数
4

風の弱く良く晴れた夜に関東平野に低気圧性のうずがしばしば現われることはHarada (1981a) により報告されている。静力学平衡を仮定した Boussinesg 方程式から成る局地風モデルにより, このうずを再現し, Haradaにより指摘されている性質とよく一致することを示す。次に地形を単純化し, クレータのあるガウス型の山を仮定した数値実験により, うずの形成メカニズムを調べる。この結果,次のことが明らかとなった。(1)まず日中に山の上に発達する熱的低気圧に正のうず度が蓄積する。この熱的低気圧は後のうずの生成に重要な役割を持っている。(2)夜になると, 山の斜面に下降流が発達する。山の中央部は発散場になり, うず度は低下する。この結果, 山麓でうず度が最大となる。(3)もし, 山麓にクレータなどがあると, さらにうず度の集中がおこり, 1個の独立したうずが形成される。夜に,クレータなど小規模の地形によりうず度の集中がおこるメカニズムは完全には明確にできたとは言えないが,うず度方程式の各項を見積ると, クレータ状地形の周囲から吹き降す山風の収束によるうず度の増強が最も効いている。山麓付近での高うず度帯の力学不安定については, それだけではうず度の集中をおこさせることはできない。最後に, 北海道においてシミュレーションを実施し, 同様なうずが, 北海道周辺の海上に3個できることを示す。そのうちの一つ, 十勝沖にできるうずは, その陸上側の半分がアメダスによる観測データより, しばしば見い出せる。
著者
鹿角 義助
出版者
社団法人 日本気象学会
雑誌
氣象集誌. 第1輯
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.215-220, 1898
著者
中島 映至
出版者
社団法人 日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.185-188, 1987-03