著者
宇賀神 秀一
出版者
筑波大学中国文学研究室
雑誌
筑波中国文化論叢 (ISSN:02869675)
巻号頁・発行日
no.35, pp.1-31, 2016-10-01
著者
大橋 賢一
出版者
筑波大学中国文学研究室
雑誌
筑波中国文化論叢 (ISSN:02869675)
巻号頁・発行日
no.22, pp.59-78, 2002

柳花深巷午鶏声 桑葉尖新緑未成 坐睡覚来無一事 満窓晴日看蚕生 柳花 深巷 午鶏の声 桑葉の尖 新たにして緑未だ成らず 坐睡より覚め来たりて一事無し 満窓の晴日 蚕の生まるるを看る これは、南宋范成大(一一二六~一一九三)「四時田園雑興六十首」(其一)である。 ...
著者
高橋 大輔
出版者
筑波大学中国文学研究室
雑誌
筑波中国文化論叢 (ISSN:02869675)
巻号頁・発行日
no.24, pp.1-15, 2004

曹植、字は子建(一九二~二三二)の現存の作品は、賦・詩・楽府・頌・賛・銘・章・表・令・書・諭・誅等、計二百三十篇以上に及ぶ(1)。そのうち賦が四十四篇、詩が二十八篇、楽府が四十九篇とあわせて総作品の半分以上を占めているものの、この三者が同様の評価を受けてきたかというとそうではない。詩や楽府に対して賦の評価は低いと言わざるを ...
著者
大木 康
出版者
筑波大学中国文学研究室
雑誌
筑波中国文化論叢 (ISSN:02869675)
巻号頁・発行日
no.23, pp.55-85, 2003

平成十五年(二〇〇三)十月五日、日本中国学会第五十五回大会シンポジウム「道教と中国文学」において、著者は『明清文学における道教・神仙思想』と題して報告を行った。小南一郎氏(京都大学人文科学研究所)をコーディネーターとする右のシンポジウムでは、まず赤井益久氏(國學院大学)が六朝から ...