著者
斎藤 誠
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.481, 1973-07-15

発端 昭和48年4月天然痘事件の発端は,3月31日午後3時管内の東京逓信病院から,3月26日から同院に入院中の郵政省職員のK氏(33歳,男)が,天然痘の疑いがあるという届出をうけた.届出によると同氏はバングラディシュに約1ヵ月滞在し,3月18日に帰国,23日に発病し26日に受診入院したという.主症状は発熱と発疹で,現在の疹の状況,前駆疹の存在などからして,天然痘の疑いは極めて濃いと判断された.

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国会会議録で「濃厚接触」の古い用例は昭和48年(1973年)4月。この月に、東京逓信病院の天然痘事件というのがあったらしい。 https://t.co/fo1lXiDTDa https://t.co/KepH2hC7vf https://t.co/GKyuCFgtC8 https://t.co/eUCUYYJHaP

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