著者
中村 展招 真柴 裕人
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.36-37, 1979-01-10

はじめに 臨床上,古くからカテコラミン分泌腫瘍である褐色細胞腫,脳血管障害,とくにクモ膜下出血発作時,急性膵炎・胆石症発作時,あるいは体外的にカテコラミン(以下CA)過剰投与を行った際に心電図異常(とくにST.T波の変化)を多く認めてきた.これらの疾患時.体液性あるいは交感神経終末部を介して分泌されるCAが過剰に心筋に作用する場合,またはCAに対する感受性が増大したとき,CAにより心筋が障害を受ける,このように,続発性心筋症の中でCAにより心筋障害をきたした場合をカテコラミン心筋症(catecholaminecardiopathy)1,2)という.

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@ECGEPSCADEVICE おはようございます! https://t.co/8yHAA5WktJ どんな病態で、たこつぼと何が違うのかなぁと思って調べたらちょっと掲載されていました。心筋症もほんとにいろんな種類があるのですね

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