著者
津田 篤太郎
出版者
医学書院
雑誌
medicina (ISSN:00257699)
巻号頁・発行日
vol.52, no.11, pp.1916-1918, 2015-10-10

ポイント●抗原回避が困難で,薬物療法が効果不十分あるいは拒否される場合に,漢方治療が検討される.●アトピーは炎症軽減とバリア機能回復という2つの目標に,それぞれ異なった生薬を配する.●鼻炎では小(ショウ)青(セイ)竜(リュウ)湯(トウ)が代表的処方であるが,含有する麻黄の副作用に留意する.●気管支喘息では,心因性の要素が関与する咳嗽に漢方薬がしばしば用いられる.

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