著者
堀 成美
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.82-83, 2018-01-01

2017年1月6日の産経新聞に「国保悪用の外国人急増 留学と偽り入国,高額医療費逃れ 厚労省,制度・運用見直し検討」という記事が掲載された.2016年に筆者が参加した外国人患者受け入れ体制整備関連のセミナーでも,「健康保険証の不適切な使用事例がある」というフロアからの同様の指摘があった. 外国人に限らず,健康保険証の偽造や不適切な使用による診療報酬詐欺といった事件は,メディアでも何度も報じられている.外国人患者が増えると,このような問題が増えるのではないかという指摘は当初からあった.在留・訪日外国人が増えるなかで,今後,医療機関が経験するかもしれない健康保険証をめぐる問題のパターンとその対処について紹介したい.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (9 users, 10 posts, 34 favorites)

@kotarou_0608 @Catsuzuchan_01 取材に協力した番組です。 "制度の隙間"があるために、結果として問題ない人まで批判されるようなことがないよう制度を整える必要がありました(2018年当時、以後改善されてます)。 参考 「病院」連載 多文化社会NIPPONの医療・4 「その健康保険証は適切か」 https://t.co/zcmGQJSlJy
2018年に書いた記事。 ☆この当時の課題です。現在は制度自体かわってます。 「その健康保険証は適切か」病院 77巻1号 https://t.co/EfpGQa2jpe

収集済み URL リスト