著者
當山 冨士子
出版者
医学書院
雑誌
保健婦雑誌 (ISSN:00471844)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.474, 2003-05-01

本書は,私が琉球大学精神衛生学教室で助手をしていたときの主任教授であった佐々木雄司先生が,「メンタルヘルス実践36年間」の集大成として,ようやく世に出した力作であり,地域活動のハンドブックとして活用してほしい一冊である。 二十数年前,保健師活動に行き詰まりを感じていた私は,地域活動における最も基本的な姿勢や考え方を“佐々木メンタルヘルス”に学び,保健師活動の奥深さを認識させられた。迷いに迷った挙げ句の,現場から助手への転職であったが,これまでの疑問が面白いように解かれていくなかで,その迷いは一時で吹っ飛んでしまった。あれから二十年あまり,待ちに待ったこの書は,地域で悪戦苦闘している保健師の疑問にこたえ,ニーズを満たしてくれるものと信じている。

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