著者
松川 志乃 広田 喜一
出版者
メディカル・サイエンス・インターナショナル
巻号頁・発行日
pp.852-857, 2020-08-01

手術を契機として生体に炎症応答が惹起される。周術期炎症反応の評価に,サイトカインなどの炎症マーカーが指標となると考えられている。マーカーは重症度の評価や予後予測の指標としての利用も期待される。一方,炎症応答には個人差が大きいことが知られており,患者の遺伝的背景によってマーカーの変化を含む炎症応答に差異が生じている可能性がある。 本稿では,周術期炎症マーカーについて現状と課題,今後の展望について概説する。

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周術期炎症マーカー:現状と課題,今後の展望 炎症応答の一歩先へ LiSA https://t.co/8ly7WmUBqj

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