著者
中村 春基
出版者
三輪書店
巻号頁・発行日
pp.56-64, 2016-01-15

はじめに 人は一人では生きていけない.また,人は作業なしでは生きていけない.作業を行うことで,自分らしさを確認し,生きる糧を得,役割や価値,自己と他者等,社会人として,個人としての存在を自覚できる.その中でのOTの役割は,「作業」の保障に尽きる.「ひとは作業をすることで元気になれる」という作業療法の理念は普遍的であり,OTは,それを具現化できる人材であり続けなければならない. 50巻記念企画「この10年を振り返って」の趣旨は,この10年間を振り返り,今後,10年,20年先の作業療法の展望を述べることにある.なお,本欄はこの1月号から12月号までの連載であり,領域ごとにそれぞれ著名なOTからみたこの10年について,執筆いただくことになっている.したがってこの稿では,この10年間の作業療法(士)を取り巻く構造について総論的に述べる.

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これが作業なんだな。 「人は作業なしでは生きていけない」 https://t.co/e3GeUbxCWK だからこそ、JGにおけるJobは作業になると考えているんだな。 https://t.co/Y6Io4vK3qw

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