著者
平賀 勇貴 久野 真矢 平川 善之 許山 勝弘
出版者
日本作業療法士協会
巻号頁・発行日
pp.327-333, 2017-06-15

要旨:人工膝関節置換術(以下,TKA)後の痛みにより破局的思考や不安,抑うつ傾向を認め,自己効力感が低下した事例に対する作業療法を経験した.カナダ作業遂行測定(以下,COPM)によって挙がった散歩に焦点をあて,活動の自己管理能力を促すために「疼痛をコントロールして散歩ができるようになる」ことを目的として,活動日記を実施した.事例は,活動日記を通して散歩に対する達成感から,自己効力感が向上し,活動量に対する自己管理能力を獲得した.また,COPMにおいて散歩は遂行度2から8,満足度2から8へと向上した.本事例を通して,TKA後患者に対する活動日記を取り入れた作業療法実践の有用性が示された

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昨日のミーティング中に見つけた文献です。 歩数や痛みや印象に残ったことを活動日記として可視化することで目標達成に対してご本人にどのような変化が生じたのか? 痛みの経過なども丁寧に記載されていて勉強になります。 真似したいです! https://t.co/hw4DuqmugX

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