著者
青柳 優
出版者
Japan Audiological Society
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.135-145, 2006-04-28 (Released:2010-08-05)
参考文献数
20
被引用文献数
3 3

他覚的聴力検査法の最終目標は, 反応閾値から正確なオージオグラムを推定することである。ABRは低音域の聴力判定において信頼性が低く, 周波数特異性の点で問題がある。聴性定常反応 (ASSR) は繰り返し頻度の高い刺激音に対する聴性誘発反応であり, 反応各波が干渉しあって一定振幅のサイン波状の反応波形を呈する。正弦波的振幅変調音によるASSRは刺激音の周波数特異性が高いこと, 反応波形が高速フーリエ変換を用いた自動解析に適していることなどから, 他覚的聴力検査として理想的な誘発反応である。変調周波数 (MF) を40Hzとした40Hz ASSRは, 位相スペクトル解析により閾値を判定した場合には成人覚醒時の他覚的聴力検査法として周波数特異性が高く, 臨床応用が可能である。一方, MFを80Hzとした80Hz ASSRは, 睡眠時に安定した反応性を示し, 幼児に対する他覚的聴力検査法として有用である。本稿ではASSRについて概説すると共に, その解析法, 臨床応用について述べる。

言及状況

外部データベース (DOI)

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https://www.jstage.jst.go.jp/article/audiology1968/49/2/49_2_135/_pdf これを参考までに張り付けておきますので、お時間のある時にご一読ください。 それよりもっと大事なことをお話ししたいと思います。それは最後に書きます。 正直、一歳~一歳半に達してCOR検査ができるようになるまでは、聴力はわからないと思っておく方が ...

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