著者
湯地 晃一郎
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.136-138, 2018 (Released:2018-02-01)
参考文献数
12

近年、ゲノム編集技術の開発が急激に発展し従来手法に比べ、簡便・正確に、標的遺伝子機能の破壊・置き換えが、幅広い生物種で可能となった。ゲノム編集技術は、医療・生命科学のみならず、農業、畜産業、漁業、発酵業、化学産業など全産業に影響し、革命的変化を社会にもたらすであろう。社会的インパクトが最も大きいのはゲノム医療領域であり、急速に実用化される中で様々な課題が議論され解決されるであろう。

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