著者
若林 崇雄
出版者
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
雑誌
日本プライマリ・ケア連合学会誌 (ISSN:21852928)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.19-22, 2013 (Released:2013-05-02)
参考文献数
19

要 旨 震災を契機に日本人と医療について考察した. 日本人は以前よりつながりを重視する文化を有していた. これはリスクを回避する役割があり, 重大な災害時でも秩序だった行動を可能にした. このような文化を有する日本人は欧米流の契約を主体としたプロフェッショナリズムを完全に受容しているわけではなく, むしろ「義理」や「人情」といったつながりを基盤とした思考に行動を規定されているのではないかと考えた. 我々日本人は日本の文化的基盤に即したプロフェッショナリズムを構築する必要があると考えた.

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震災を契機に考察した日本人にとっての「プロフェッショナリズム」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/36/1/36_19/_pdf

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なるほど。だからプロフェッショナリズムについて論文検索すると医療関係が多いのね。 https://t.co/k6ICHwzHMN https://t.co/Vv3iKWApDA

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