著者
小山 珠美
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.561-569, 2021-10-25 (Released:2021-12-08)
参考文献数
22

誤嚥性肺炎患者は心身が衰弱した状態で起こる全身疾患であることから,人生の最期まで食べ続けられるQOLへの支援が求められる.そのためには,不必要な絶飲食を避け,早期に経口摂取が開始できるような包括的食支援のシステム作りが必要である.本稿では,早期経口摂取開始による在院日数短縮,経口移行率増加などの成果を含めて,超高齢社会に生きる要介護高齢者の口から食べる幸せを守るための支援について紹介する.

言及状況

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誤嚥性肺炎で入院した高齢者の経口摂取の開始を早くすると、絶飲食にするよりも退院時の経口摂取移行率が高くなるよ、という調査 https://t.co/jMIGtFArBO

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