著者
森 修一 石井 則久
出版者
日本ハンセン病学会
雑誌
日本ハンセン病学会雑誌 (ISSN:13423681)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.29-65, 2007-02-01 (Released:2010-03-12)
参考文献数
135
被引用文献数
1

ハンセン病政策と医学の関わりに焦点を当て、特に隔離政策について、日本の隔離政策の独自性と世界の政策との共通性を考察した。世界のハンセン病史、欧州の隔離の歴史を考証し、近代医学が隔離を提唱する背景と日本の隔離に与えた影響を歴史的、医学史的に検討した。また、絶対隔離政策進展の経過とその背景、プロミン以降の世界の隔離、日本に於ける隔離継続の要因を考察した。

言及状況

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“土肥、山根と並んで日本のハンセン病政策の推進に尽力したのは北里柴三郎であった。”(P36 4 日本に於ける隔離の提唱)

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ハンセン病の巡る歴史を調べた論文。これを読むだけでも「学説が出ました」だけでは確証が得られたエビデンスとは言い難いんよ https://t.co/IgI0VvUAY4
渋沢栄一と北里柴三郎はハンセン病つながりだった。https://t.co/R0fzgCZ3MT
ちなみに千円札の候補に挙がっている北里柴三郎も、隔離政策推進に尽力している。以下資料のP36「4-1 日本に於ける隔離の提唱」に詳しい。 https://t.co/C34MhjnrcC

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