著者
有本 真由
出版者
情報ネットワーク法学会
雑誌
情報ネットワーク・ローレビュー (ISSN:24350303)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.20-30, 2021-11-25 (Released:2021-12-02)

近年、サイバーセキュリティの実践にあたりサイバー脅威インテリジェンスの活用・共有が普及しているところ、その収集方法の一つとしてダークマーケットにおいて情報収集又はデータ購入する動きがみられる。また、ダークマーケットで盗まれた情報を買い戻すという企業も存在する。米国司法省は、ダークウェブにおいてそうした活動をする場合の法的留意点についてガイドラインを公表した。本稿では、この内容を紹介するとともに、我が国で同様の収集を行う場合について考察を加え、実際にサイバー脅威インテリジェンスを提供、入手をする場合の注意点についての考察を試みた1。

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ダークウェブで限定提供データに該当する情報の取得と不競法の話があるが,公開されてない,という整理なのかは疑問,少なくとも検討が必要なのでは/ダークウェブにおける脅威インテリジェンス等の収集に関する米国のガイダンスの紹介と日本法における論点整理 https://t.co/IlC8Z2FDwk

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