著者
峯松 史明 渋谷 一彦 小原 良之 岩崎 徹
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
巻号頁・発行日
pp.61-64, 2012-07-12 (Released:2017-09-21)
参考文献数
4

特異な気象条件によって引き起こされるダクト伝搬等の異常伝搬が発生すると,当該放送エリアに関係の無い遠方の地上デジタル放送波が到来し,地上デジタル中継局や,家庭での受信において混信を引き起こすことがある.一般に混信波は伝搬状態が不安定であることや希望波にマスクされてしまうことから,混信局の探索は,極めて困難であることが多かった.筆者らは今回,迅速な混信局探索を実現する装置として,ネットワークID推定機能付きISDB-T受信機,ISDB-T混信波抽出装置の開発を行ったので,これら装置の概要と,性能確認実験の結果について報告する.

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@aruma_zirou 日本はISDB-T方式を採用してますから、チャンネルスキャン時にMPEG2-TS内のNITから各放送局固有のネットワークIDを読み込み(NHK総合・東京なら7EF0)、チャンネル登録しないようファームウェアを書き換えるだけですから、技術的に何ら不可能ではないですからね。(参考:https://t.co/BY8T0FbR2X)

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