著者
伊藤 康弘 宮内 昭
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.123-125, 2012 (Released:2013-02-28)

甲状腺乳頭癌は一般に予後良好であるが,中には再発を繰り返すようなハイリスクな症例がある。ハイリスクな症例に対しては全摘を行い,予防的郭清も含めて広範囲なリンパ節郭清が必要である。日本内分泌外科学会および日本甲状腺外科学会が2010年に出版した「甲状腺腫瘍診療ガイドライン」で定められた全摘の適応は,当院のデータから鑑みても概ね妥当である。中央区域のリンパ節郭清はすべての乳頭癌についてルーチンに行うべきであり,外側区域の予防的郭清は,腫瘍径が3cmを超える症例やEx2の症例といった予後不良とされる症例には施行することが望ましい。あらゆる乳頭癌に対して画一的な手術を行うのではなく,個々の症例の予後をきちんと見極めた上で術式を決定することが大切である。

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@drsteppenwolf 著者所属は隈病院では?@shun148

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【甲状腺乳頭がん】当院のデータで臨床的なリンパ節転移が明らかな症例(N1)も,再発を起こしやすくかつ生命予後不良であるというデータが過去にあるので,リンパ節サイズにかかわらず臨床的に転移があると診断された症例は全摘を行うのが望ましい https://t.co/wFrh5JmOlz
【甲状腺乳頭がん】当院のデータで臨床的なリンパ節転移が明らかな症例(N1)も,再発を起こしやすくかつ生命予後不良であるというデータが過去にあるので,リンパ節サイズにかかわらず臨床的に転移があると診断された症例は全摘を行うのが望ましい https://t.co/wFrh5JmOlz
当院のデータで臨床的なリンパ節転移が明らかな症例(N1)も,再発を起こしやすくかつ生命予後不良であるというデータが過去にあるので,リンパ節のサイズにかかわらず臨床的に転移があると診断された症例は全摘を行うのが望ましい https://t.co/wFrh5JmOlz 甲状腺乳頭がん
@drsteppenwolf 著者所属は隈病院では?@shun148 https://t.co/ow3XxffW4M
@shun148 @yotayotaahiru https://t.co/n5fN3FEfxt の表5. 外側区域の予防的郭清を行った乳頭癌1,231症例における腫瘍径とリンパ節転移の関係 外側区域の予防的郭清を行っっているのでpN。 http://t.co/Qy15zJgqX4
@shun148 @yotayotaahiru 「甲状腺乳頭癌の至適術式について」 https://t.co/n5fN3FEfxt の「3. どういう症例に予防的な外側区域郭清を行うのがよいか?」をご一読ください。
術前に転移が明らかではなくても,実際に外側区域の予防的リンパ節郭清をしてみれば、1センチ以下の微小癌でさえ40%にリンパ節転移が見つかる。 QT @YuriHiranuma 2012年無料論文「甲状腺乳頭癌の至適術式について」… https://t.co/n5fN3FEfxt
引用:リンパ節転移の術前評価はもっぱら超音波検査で行うが,表5に示すようにたとえ術前に転移が明らかではなくても,実際に郭清してみればかなりの頻度でそこに転移が存在する。 https://t.co/bsHYTANvT0 http://t.co/wiGF7zDA7K
なんか、これ読むと、自分の和訳の拙さが情けないやんか・・ https://t.co/JwB6kx7gTN ATA小児ガイドラインのリンパ節郭清の部分、こないだすっ飛ばしてたのを今訳してますけど、やっぱりATAがどう言ってるのかも知りたいだすよね、皆さん。

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https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjsts/29/2/29_123/_html/-char/ja/ (75)

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