著者
山田 宗視
出版者
日本動物心理学会
雑誌
動物心理学年報 (ISSN:00035130)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.21-25, 1966-10-30 (Released:2009-10-14)
参考文献数
9

ニホンザルの表情を 18 の類型に分けた。そしてそれは, 4つの系列にまとめられ, これらは感情の質的ちがいによってもたらされたものであった。同一の系列内のものには, 同一感情の量的ちがいによるものと, これに異質な感情要素の附加されたものがあった。そしてまた, 単一の感情要素によってあらわされている表情と, 多数の感情要素が同時にはたらいているものもあった。

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サルがホーとか鳴く行動を不安の表情系列に入れてるのがピンとこないんだけど、行動研究の歴史的にはそういう認識なんだろうか。あの鳴き声が何を意味しているのか分からなくてずっと気になってたんだけど、もっとこう、言語っぽい何かだと思ってた。 https://t.co/4VsFqZnUr0
@Gronbitter つhttps://t.co/jcPzNmAr1p きちんと知っておくと損はない。ただし野生での観察なので、ラボだと少し違う可能性も。あと報酬の種類で飽きさせない戦略は大事。個体差もある。
ニホンザルの感情形成の論文 、実に興味深い わらいの感情に乏しく 平穏から分岐する おびえ、いかり、よびかけ という極めて単純な https://t.co/LacRbbclq0

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