著者
鈴木 隆
出版者
公益社団法人におい・かおり環境協会
雑誌
におい・かおり環境学会誌 (ISSN:13482904)
巻号頁・発行日
vol.44, no.6, pp.346-356, 2013-11-25 (Released:2017-10-11)
参考文献数
15

においを表す語彙の少なさについてはよく知られている.しかし,香料開発の現場を始めとして,かおりやにおいの分類や表現にさまざまなことばが使われているのも事実である.本稿ではそうしたことばが使われる場面や目的を,同定,記憶,描写,評価に分けて考察し,分類用語を含めた言語表現の具体的な機能について考察する.また,共感覚表現やオノマトペが多用される意義や,評価において特徴的に見られる,ネガティブ要素の探索という行為が,においのことばを生成するのみならず,嗅覚感度に影響を与える可能性を検討する.

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これ匂いの記号化の文だけど眩しくて途中で読むの辞めた https://t.co/oj8o8I9PG2
今日は香りの言語化についての論文読み漁ってた(仕事しろ) https://t.co/l4VTqPimlQ https://t.co/oeq6Wx6rqi
においとことば https://t.co/t5Ip71sExY
おおー! https://t.co/1IHHzNZRW0 フレグランス分類用語のテーブル、覚えたい。 https://t.co/UdbZmwdRAA
https://t.co/zuadvPMvAI https://t.co/NLY2LJ6axD 香りの表現ってこんなに多様性に富んでるんだな。

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