著者
古田 厚子
出版者
社団法人 におい・かおり環境協会
雑誌
におい・かおり環境学会誌 (ISSN:13482904)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.252-261, 2014-07-25 (Released:2018-02-13)
参考文献数
33
被引用文献数
1 2

嗅覚の異常を自覚した患者の多くが耳鼻咽喉科を受診する.耳鼻咽喉科における嗅覚障害の診察の手順として,問診,視診,画像診断,嗅覚検査が挙げられる.嗅覚障害を的確に診断し,適切な治療を行うためには,これらの結果を総合的に判断して,嗅覚障害の原因の特定と障害部位の同定を行い,嗅覚障害の程度を評価する必要がある.本稿では基準嗅力検査および静脈性嗅覚検査など嗅覚検査を中心に嗅覚障害の診断に必要な検査について解説する.

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@vt_pharma https://t.co/04rrx8CRnM アリナミン F注射液(一般名:フルスルチアミン, 武田薬品工業株式会社,大阪)も注射液として存在するが,これはにおいの強度を弱めた製品であり,本検査用注射液としては適していない。 調べてみましたが、このように記載している文献もあるようでした!

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