著者
市川 秀和
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.13, pp.17-22, 2005-12-30 (Released:2011-05-20)
参考文献数
3

近代日本の造園界に大東亜戦争がもたらしたものとは、何だったのか。既に建築や絵画、映画、文学等では、戦争遂行に当たっての役割や戦後の評価をめぐる多角的な学術研究が進められている現在、このような視座から近代日本における造園史あるいは庭園史ヘアプローチするのも有効であろうと考える。従って、かかる課題を究明する一つの試みとして、これまでの大正期の田村剛による庭園改善運動に関する研究成果を基に、続く戦時下での田村の「国民庭園」提唱を、時局の造園思潮と合わせて着目したい。

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「戦時体制下の造園思潮と田村剛の「国民庭園」提唱 近代日本の造園界にとって大東亜戦争は何だったのか」 市川 秀和https://t.co/2aVc5SyPhK これまでの大正期の田村剛による庭園改善運動に関する研究成果を基に、続く戦時下での田村の「国民庭園」提唱を、時局の造園思潮と合わせて着目したい。

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