著者
河原 武敏
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.13-18, 1993-03-31 (Released:2011-07-19)
参考文献数
2
被引用文献数
1

平安鎌倉時代の植栽管理については, 主として作庭書や発掘調査などから論じられてきたが, 本研究は更に古記録のほか, 生活描写の色濃い日記・随筆・説話・物語・絵巻などから資料を収録して考察することとした。その結果,(1) 管理担当の職名。(2) 植栽の維持作業には, 清掃とその時間帯・植物の手入れ・剪定・植替え・伐採・草焼き。(3) 庭園植物の繁殖には, 株分け・挿木・接ぎ木・播種。(4) 植栽の保護施設には, 柵囲い.植桝・霜除け・控木の存在が明らかとなった。

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@citrocube そのものずばりの情報でないのですが、『平安鎌倉時代における庭園植栽の維持管理に関する研究 - 河原武敏 1993』という論文がありました https://t.co/qXIMhA83h0 、 PDF https://t.co/cVXEaOTuSJ こちらによると挿木は安貞元年(1227年)には少なくとも記述があるようですね。
@citrocube そのものずばりの情報でないのですが、『平安鎌倉時代における庭園植栽の維持管理に関する研究 - 河原武敏 1993』という論文がありました https://t.co/qXIMhA83h0 、 PDF https://t.co/cVXEaOTuSJ こちらによると挿木は安貞元年(1227年)には少なくとも記述があるようですね。

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